街中にあふれるクラシックを通じて、あらゆる人々が幸せになれるひとときを過ごしてもらおうと企画した「威風堂々クラシックin Hiroshima」に、今年は平和と希望のメッセージをのせて、みなさまにお届けいたします。
「威風堂々クラシックin Hiroshima」は、富士山より格式高く、敷居は広島城の御壕より低くをモットーとしています。しかし、「威風堂々クラシックin Hiroshima」は広島市民のドキュメンタリーで有り、ノンフィクションの物語です。どの様に育っていくかは誰にも想像さえ出来ません。
一つだけ分かっているのは、最愛の広島市民のみなさまと、ここに基盤をしっかり作り固め、永遠の幸せを築き続けるのが、私の人生をかけての使命だと心得ています。
また今年も、才能あふれる若き演奏家が多く出演します。全世界の若い世代は必ずやこれまでの伝統的な交流の歴史を継承し,これをさらに豊かな心の交流として発展させていくにちがいありません。
私も、未来に焦点を定め良い伝統をかたくなに守りながらも、まっしぐらに広島のみなさまと一緒に突き進んでまいりたいと思います。そして「広島に来れば夢がかなう」と感じられるように、この場所がより一層魅力ある都市となるようお手伝いしていきます。
それでは、今年も活気にあふれた演奏をお楽しみください。そして、ご来場くださった皆さまにとって、「威風堂々クラシックin Hiroshima」が、音楽を通じて平和への思いを新たにし、その思いを会場全体で共有するような心に響く体験となることを願っています。
大植英次プロフィール